先日、積極的な提案なのに妙に腹立たしいというか違和感を感じた事があったのですが、これはまさに他山の石だと思いましたので、ご紹介させていただきます。

 営業マンは目標達成の為に仕事が沢山ほしい。だから提案しますし、受注しても次の仕事を追いかけ続けます。

 ところが、ここに大きな落とし穴があって、自分自身でもしてしまいそうなのですが今、頂いている仕事で結果を出していない、もっと言えば提案が出来ていない段階、見積りを出せていない段階で他の仕事もないですか?的な事を口にしてしまう事ってないでしょうか?

 私は営業マンですので基本的には仕事を取りに行くのが仕事ですが、取引先の協力業者、スタッフに仕事を依頼することもあります。

 そして、冒頭の様な気持ちを抱いたのです。頼んだ事も出来ていないのに、こんな仕事(別の仕事)もないですかね?と言われた時、どんな気持ちだったか。

 はっきり言って、今頼んだ事も直ぐに出来ない人に頼む仕事なんかあるわけないよ!という腹立たしい気持ちだけでした。

 そして思ったのですが、自分自身も無意識のうちにやっているかもしれない。いや、むしろまじめに数字を追いかける営業マンほどやってしまいそうな思い違いなのではないかと。

 以前にも書いたのですが、仕事に満足した得意先は次の仕事も発注してくれます。逆に1%でも不満足な得意先は次の注文をしてくる事はありません。

 先は見なければなりませんが、先ばかりでなく足元を見る事も大事です。まずは今の仕事を100%以上にして得意先と信頼の土台を作ってみませんか?


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