先日、社内で業務改善の話になったのですが営業は日中、電話はかかってくるわ、話しかけられるわ、それが緊急だったりと、その都度、作業が止まり、割り込み作業が入りで集中しづらいという話になりました。

 話は業務改善ですので、どの様にすれば多くの案件を並行して進める事が出来て、業務効率が良いのかという事だったのですが、仕事の円滑な進め方は、全ての業務を作業レベルまで分解して書き出す。要はタスクリスト(ToDoリスト)の作成。

 そこから、優先順位をつけて週間スケジュール、本日の業務スケジュールを作成という話だったのですが、全ての業務を作業レベルまで分解して書き出す事、タスクリスト(ToDoリスト)の作成の本当の意味は何なのかと、ふと考えさせられました。

 答えは失念(忘れ)防止なのですが、営業マンにとっては、これこそが眼目、本当に重要な事ではないでしょうか?

 外回りの多い営業マンで売上トップの営業マンはとにかくメモを取る事だそうです。

 確かに自分に置き直すと実感できるのですが、簡単な事でも覚えておくという事はとても重圧のかかることで、メモして忘れてもよいとなると本当にホッとするものです。

 つまり、売上の上がる営業マンは記憶が良いのではなく、忘れてもよい工夫、メモを取る習慣を持っているだけなのです。

 逆に言うと、出来る営業マンは忘れる工夫、次の事に集中出来る状況を作るために、どんどん忘れる仕組み(忘れても後で思い出す工夫、メモを取る)で業務を円滑に進めているのです。

 この習慣さえついていれば、メモをなくさない限りは得意先から聞いたことを忘れないので確実に実行することが出来て、得意先からの信頼は高まります。信頼が高まれば当然、売上は上がります。

 投資額はメモ帳とボールペン代だけなので、200円位でしょうか。出来る営業マンへの投資は格安です。200円で明日から皆さんも出来る営業マンに変身しませんか?
 

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