コミュニケーションの基本は会う事だとよく言います。ですから、営業はとにかく外に出て1件でも多く訪問して見込み客なりお得意先に会うように言われる事は多い気がします。

 一方で得意先で商談した際に納期短縮などの依頼があり、社内スタッフとの調整が必要になった場合、仲の良いまたは依頼しやすい部門、スタッフであればいいのですが普段あまり接点がなく自信が持てない場合、商談中にさえない状況になり結果的に得意先の要望にスピード、内容とも十分に応えられない事もよくある気がします。

 これを一気に解決する方法があるのですが、以外な事に実践している人は少ないように思います。それは、なるべく内線をしないでスタッフに会いに行くという行動です。

 コミュニケーションの基本は会う事ですから内線電話をしないで、スタッフと面と向かって会うようにすると仲良くなれ、社内手配がスムーズになり作業が捗ります。

 仮に会いに行ったスタッフが外出などでいない場合でも来た旨を机にメモで置いておけば、後で連絡をくれるものです。しかも、わざわざ来てくれたのに申し訳ないね的な形で依頼事項に入れるので、頼みたい事にスムーズに入れます。

 更に目的以外の人とついでに一言二言話して普段からコミュニケーションを取っておくと、いざ依頼したい事が出来た時に頼みやすくなります。

また、顔を見るとそういえばという感じで色々思い出したり、逆に相手が思い出して早めに情報がもらえたりもします。本当にいい事ずくめなのです。

 得意先にはとにかく会いに行こうとするのに、何故かスタッフへの手配は内線電話で済ませようとする営業マンは意外に多いような気がします。

なぜ、何分もかからない社内にいるスタッフに会いに行く時間を惜しんで、結果的に思ったように伝わらず、時間をロスしたり伝達ミスが起こってトラブルに至り、火消しの解消に時間を費やす事になるなど時間的にも精神的にも逆の結果を招き寄せようとするのでしょうか?

 出来る営業マンは普通の事として無意識かもしれませんが、スタッフにも積極的に会いに行っているものです。 
 

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