先回は人から注文が来るというお話をしましたが、今回は別の視点から人脈の拡げ方を考えてみたいと思います。

 人脈の履歴がすぐに分かるツールとしては名刺というものがあると思います。ある程度キャリアのある営業マンであれば、保有する名刺の数は多くなると思います。
そこで、注文は人から来ると考えた場合、一度名刺を整理する事も有効だと思います。

 もちろん、単純に整理するのではなく、人ごとにどの様な仕事がありそうで、どれ位のご予算をお持ちかをチェックしていきます。

そうすると、ご予算をお持ちであろうと思われる人に意外にご無沙汰していたり、アプローチの頻度が少なかったりなど漏れが発見できるかと思います。

アプローチリスト同様に、名刺のメンテナンスも定期的に行ってみてはいかがでしょうか。

 本来、人脈は普段の仕事の積み重ねが基本だと思います。ですから仕事を通じてチャンスがあれば積極的に担当者以外に会ってみてください。有益な情報が入る事が多いという実感があります。

 とにかく、仕事で関連する人に会う。特に営業マンと会ってみましょう。その会社の売上を作る営業マンの要望は予算化されることも多いので、非常に参考になります。

 例えば、営業マンの方が使用するのでトップ営業の方にお話を伺いたいというリクエストをすれば会える確率は高まります。
しかも、
トップ営業の方は出世しますので、後々の人脈形成にも役立ちます。

 新商品に関連するなら、開発の方にお話を直に聞いてみたいと言ってみる。一度、工場を見学してみたいと言ってみる。PRと連動するので広報の方にお話を聞いてみたいと言ってみる。など色々なパターンが考えられるのではないでしょうか。

 その他にも担当の方に人事異動があれば、その異動先へ行ってみましょう。得意先の発注部署数を広げるチャンスでもあります。

 そう考えると、経験年数だけでなく動き方によって、人脈はもっともっと広がる可能性があると感じないでしょうか。


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