以前、今年の4月にも同じタイトル「出来る営業マンは、なぜ見直しをするのか?」で書かせて頂いたのですが、非常に重要なお話だと思いましたので再度、問いかけをさせて頂く事にしました。

 先日こんな事がありました。チームメンバーから確認漏れでミスが発生しましたとの報告です。金額的にもそれなりの額で、得意先にもお詫びに行かなければならない事態ですと。

 この際の問題はお金の事もありますが、信用が崩れるというのが最大の問題です。

 受注が来る前提条件は仕事の実績、信用もしくは期待感だと思いますが、それが崩れてしまってはどうしようもありません。

 信用を築くには時間と労力がかかります。そう考えると誰でも出来る見直しをする事が信用、信頼感の獲得の第一歩ならなぜそうしないのでしょうか?

 これは大いなる勘違いだと思うのですが、例えば見積書を得意先へ提出する際に皆さんはどれくらい見直しをするでしょうか?もし、するとするならば、どれ位するのでしょうか。

 例えば社名。間違えれば大変失礼ですし、下手をすれば出入り禁止にもなりかねません。
また、価格は一番肝心な部分ですが仮にエクセルなどの表計算ソフトで作成していたとしても、プリントアウト後に検算しているでしょうか?

 表計算ソフトだから大丈夫。いえいえ、入力ミスや計算式の誤入力など人間のやる事ですから間違いは一定の確率で必ず出てきます。

 その他、記載されている条件が間違っていればなど挙げればきりがないですが、ひとつ言える事は見直しをしない事は時間の節約には全くならず、逆に後々のトラブル対応、失墜した信用回復に努める為の多大な時間など単なる自殺行為であることは明白です。

 出来る営業マンは、ですのでどんなに多忙な時でも必ず見直しを行います。それは、見直しをしないリスク、怖さを知っているからです。むしろ多忙な時ほど、間違いを犯す確率は高まるものですから、そんな時ほど見直しをして、事を慎重に進めていると思います。

 【今回のまとめ】
 受注、数字アップの為に見直しは必ず行う。この基本はリスク回避の為の基本ですから癖、習慣になるまで意識し続けてみませんか?


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