出来る営業マンの要素は色々あると思いますが、その一つに相手への気遣いがあると思います。今日はその気遣いに関して一つの事例をご紹介したいと思います。

 皆さんは得意先や現場に急いでいる時はどうされているでしょうか?とにかくダッシュなのか、タクシーなのか、仮にタクシーを使うとするとどの様な使い方をされるでしょうか。

 最近は少し精彩を欠いている様ですが大手広告代理店、電通の営業マンはどんなに急いでいてもタクシーを得意先の前まで乗り付ける事はないそうです。

 タクシーで乗り付けるのは生意気だと思われる可能性を考えて、得意先の手前で降りて、そこから
走り得意先にお金があるね!などと揶揄されない様に気を使う。それが心得なのだそうです。

 私はなるほどと思いながら、いまひとつ腹落ちしなかったのですが、実際にされている方を生で見て成程と思いました。

 その方は、協力会社の方でとても多忙な方だったのですが、一緒に得意先と会食をす事になっていたので、現地で待ち合わせをしていたのですが、まさにお店の少し手間でタクシーから降りてきた方がその人でした。

 ああ成程なと思いました。先方から見れば発注先である我々が歩いているのですから、タクシーで乗り付けてはバツが悪いに決まっています。

 たまたま出会ってしまったのは計算違いですが、それさえなければ時間をギリギリまで有効に使いながら得意先の心象も損なわない訳です。

 私はそれを見てああ、この人は出来る人だなと思い、これからも一緒にお仕事をしたいなと思いました。

 気遣いは不思議な位、相手に伝わります。過度な気遣いは息苦しくなるかもしれませんが、相手を尊重している気持ちが伝わる位の適度な気遣いは常に学びたいものだとその時思いました。

 ほぼほぼマナーの様な位の気遣いは、意識して営業をしてみませんか?