先日、お得意先に呼ばれてある課題のご相談を受けたのですが、こういう言い方をするといけないのかもしれませんが、予算的にはさほど張るものではなかったので、ご指名かと思いきや他にも声はかけさせて頂いてますと言われ、隣に座っていた同行していたメンバーのテンションがだだ下がりなのがあからさまに空気感で伝わっていました。

 もちろん、このお得意先には社内規定があり原則、指名でなく相見積りで比較をするという決まりがありますし、お得意先の担当者にとっては解決方法が良く分からないのでいくつか提案が欲しい、予算も良く分からない(安価な案件かも不明)という事情はありました。

 帰り道、提案に関する段取りを話しながら会社へ戻ったのですが、その中で話したのは「我々の最善手はご提示するけど無理する案件ではないよね。コンペだし。」というものでした。
 
 お互いの意見が一致したのですが、実は考えている事が違いそうだなと思いました。

 同僚のメンバーは、安価な案件のコンペなので省力化してなるべく手間暇かけたくないと思っていたのですが、大事なお得意先がある別部署でしたので、つながっているからねと釘を刺してから、こう考えてほしいと言いました。

 京セラの稲森和夫さんも仰っているけど、仕事は基本的には得意先の為に、お客様第一であると。最近、働き方改革で行き過ぎたお客様第一主義が問題になりましたが、それはあくまで行き過ぎている場合であり、自分の都合でてを抜いてはいけないよと。
 
 ただ、全ての案件を全力で走り10割の受注を目指せば過労で倒れてしまうかもしれません。我々、営業マンは何割バッターを目指すべきなのか?
 これは、もちろん業界にもよって違うと思いますので一概には言えないと思いますが、10割ではないことは確かです。
 ただ、手を抜くのも違う。最近は働き方改革や人手不足で、自社都合を全面的に出してしまう例が多くなっているような気がしますが、仕事はどこまで行ってもお金を払うお客様第一である事には変わりません。


 ただ、安価なコンペはモチベーションを持ちにくいのも確かなので、こんな風に思うようにしています。コンペかラッキーだな。私の案が万一ダメでも、また対応が難しい場合でも、他社さんがお得意先を助けてくれるだろうから、お得意先は困らないだろうと。

 これなら現実的な対応になりそうでも、お客様第一で誠実さとのバランスがとれそうです。
 それに本当はコンペになるとお客さんも、最低1社には断りを入れるという苦痛が発生しますし、複数提案を聞いて検討する手間暇もかかりますので大変なはず。それを社内の都合でコンペにないのは辛いのかもしれません。

 そう考えてから、個人的にはすごく気分が楽になったのでお粗末ですがご紹介でございました。


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