自分の失敗の話なのですが、先日同じ方に3回連続ケアレスミスをしたメールを送信してしまい得意先にストレスを与えてしまった事がありました。

 期末で忙殺されていたからという言い訳はしたくないのですが、立て込んでいたせいか商談中に欠伸をしていたと同行の役員に指摘されるは、メールはミスするはどうも調子の出ない期間が続いたのです。

 ただ、よく考えると、当たり前なのですがコンディションがあまりにも悪すぎました。深夜残業が続き寝不足がパフォーマンスの低下を招き、パフォーマンスの低下が、さらに次の深夜残業につながるという悪循環。

 要はどんなに力があっても、それを発揮するコンディションを整えないと何の意味もないという事に改めて気がつかされました。

 よく営業の啓蒙本にパフォーマンスを最大限に発揮する為にという様な事が書いてありますが、なるほどなと改めて感じる事になりました。

 飲み過ぎた次の日、寝不足の次の日、失敗した次の日、怒られた次の日、なかなかパフォーマンスは上がらないですよね。

 ひとつはコンディションを整える。逆に言うと休日前以外は飲みすぎない、夜更かししないという当たり前の話。

 もうひとつは、気分が落ち込んだ時、気持ちが上がらない時の気分転換の方法(これは人によって違うと思います)。例えば、美味しいものを食べる。マッサージに行く。お酒を飲む。何でも良いのですが、自分の気持ちが上がって気分転換が出来る方法を普段から押さえておく事は以外に重要です。

 一流のプロスポーツ選手の多くは試合に入る前、プレーする前に最高の(普段通りの)力を発揮する為のルーティンに気を配っています。

 我々、営業マンもプロの売り手(営業)なのですから、最高の(普段通りの)パフォーマンスを発揮する為にコンディションの整え方、気分転換の方法、営業前のルーティンを一度振り返って考えるべきではないでしょうか。

 そう、プロ野球のイチロー選手の様に、受注というヒットを打つ為の方法に明日から気を配ってみませんか。